July 11, 2007

ハット・リバー公国


 ちょっと前に「シーランド公国」という国が売りに出された、というニュースがありました。
 シーランド公国というのはイギリス近海の海上基地を国土とした独立国家……ぽいものです。とりあえず、国連加盟国でシーランド公国を国と認めている国は存在しません。


 そういった「ミニ国家」を調べてると、「ハット・リバー公国」という国に行き着きました。
 この国はオーストラリア西部、74平方kmの領土を持つ独立国です。
 国民は25人。
 ちゃんと紙幣や切手、パスポートも作っており、オーストラリアには税を納めていません。……独立国ですから(ぉ

 この国の成り立ちは「シーランド公国」とは大きく異なります。
 もともとは小麦農家だったレナード・キャスリーが、西オーストラリア州政府の小麦販売量割り当て政策から財産と農地を守るための独立でした。
 つまり国際法に則った「分離独立」。

 オーストラリアも公認はしていませんが、法的には正当性を持っている国……という位置づけです。

 日本でも誰かこんなこと、してくれませんかね?(ぉ





Posted by hastur at 12:08 P | from category: 雑感 | TrackBacks
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