虹とキリン

不機嫌なジーン　最終回

　冒頭から機嫌のいいジーン。タイトルに偽りあり（ぉ
　最終回だからか、テンポが早い……ちょっと、時間軸を把握するのに苦労しました。

　干拓関係は現在係争中、という中途半端な所に落ち着きましたね。
　勝田の怒りの方向が、南原教授から国に変わったくらいでしょうか。
　なんらかの「答え」が提示されると思っていたのでちょっと肩透かしを食らった感じです。ただ、全体的に「干拓事業は（自然保護の観点からは）誤り」というスタンスは見えました。

　健一君はチラッと出番がありました。
　もっと違った形で、意外な形で再登場する……とどこかに書いてあったのですが、はっきり言って嘘でした（笑）

　あのジンワリとしたエンディングは……ドラマ全体の色とはかけ離れている感じがしたのですが、どうなんでしょう？
　もっとカラッとしたものを予測していたのですが……。

　ちょっと、初回を見た時の感じからは「期待外れ」の印象が強かったです。

Ｈ２・君といた日々　最終回

　終わりました。エピローグでは２０１１年まで飛びました（謎

　比呂対英雄の対決シーンからだったのですが、漫画のような高速スライダーが初お目見え。あ、漫画か（笑）
　結果は比呂の勝ちだけど、ひかりとの決着はうやむや……というか、決勝の結果も最後まで分かりませんでした。校長室のシーンで春夏連覇を達成した事は分かりましたが。

　野田君があちこち気を利かせてまとめ上げたという感じの終わり方でしたね。三人の事を良く知っているし、客観視することの出来る野田君だから出来る事という事でしょうか。

　で、ドラマ全体の印象ですが、やはり高校三年間のストーリーを全十一回に圧縮するのは至難の業ですね、と。
　多分、原作ではもっと面白いエピソードがあったのでは……と勝手に推測しています。色々割愛されているんだろうなぁ……。

不機嫌なジーン　第十回

　最終回の一回前という事で、色々と決着がつきつつありますね。

　勝田の猫アレルギーとか、こんな終盤になって細かい描写を入れますね（笑）
　結局、南原教授のプロポーズがあったりで、めでたしめでたしの方向に向かってるっぽいです。

　あと、気になるのは長崎・干潟問題の落とし所です。
　このドラマ自体はフィクションですが、有明海の干拓問題は実際に起こっています。
　もし勝田達、干拓事業反対派が「諦める」「（政府の方針に）納得する」というエンディングを設けた場合、現実でも地元の人たちは納得しているかのような印象を与えかねないのではないでしょうか。
　逆に政府が非を認めるという結末の場合でも、「架空の話の中で『勝利』を味わわせて、ガス抜きを狙っているのでは」という見方も出来そうです。

　結局、ドラマのエッセンスとして、現実の有明海問題を持ってきたというのはかなりリスクが高かったのでは……と今更ながら思います。

Ｈ２・君といた日々　第十回

　いよいよ最後の夏、直接対決の直前までのお話でした。

　いつの間にか、ひかりを巡る三角関係がメインになってますね……春華ちゃんがやや蚊帳の外状態。
　序盤はヒロイン＝春華だったような気が……今じゃひかりの方がヒロインっぽいですね。

　今週の小ネタ。関西限定缶ジュース第三弾「たこ焼きソーダ」。……どんな味なのやら（苦笑）


　余談ですが……このドラマ、特撮物経験者が多いですね。
・橘英雄役 田中幸太朗さん アバレンジャー
・佐川周二役 北条隆博さん 仮面ライダー剣
・国見信子役 石野真子さん デカレンジャー
・大竹文雄役　弓削智久さん　仮面ライダー龍騎
　そして…
・雨宮ひかり役　市川由衣さん　時空警察ヴェッカーD-O2（ぉぃ

不機嫌なジーン　第九回

　最終回の二回前、長崎の件や勝田の事が殆どオープンになりました。
　やっと「承」が終わったという感じです（笑）

　神宮寺教授と吉田教授の絡みが見れたのはちょっと嬉しかったです。「猫が好き」の二人ですね。
　健一君は全く出てこなくなりました。サッチャンもアメリカに行っちゃったし、前半登場のキャラクターが減ってきましたね……。その代わり研究室のメンバーの描写が細かくなってきた感じがします。若狭さんとか柳川さんとか。

　次回が「転」で、最終回が当然「結」という感じでしょうか。
　なんだか血を見る展開になりそうで楽しみです（ぉ