June 15, 2007

タイトル


 カメは意外と早く泳ぐし、ニワトリはいつも裸足だし、
 そんなタイトルに惹かれてしまうのは、深読みしすぎる性分だから。

 長いタイトルがもてはやされた時代があった。
 もはや、タイトルではなくフレーズだった。
 いいタイトルが考え付かなかった時の、苦し紛れに見えた。
 これも深読みのしすぎ。


 タイトルだけが、その作品の良し悪しを決定付けるわけではないのだけれど。


 ここも、
「虹を見たキリンは 届くかどうか試してみました」
 というタイトルにすべきだったのかもしれない。

 また深読みしすぎたみたい。




Posted by hastur at 08:25 P | from category: 詩・散文 | TrackBacks
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