July 30, 2007

ぼくらの


 最近注目している漫画です。
 本日、最新刊である第7巻が発売、ということで(ぇ

 ストーリーはというと……。
 15人の少年少女たちが巨大ロボットに乗り込み、迫り来る敵と戦いぼくらの地球を守る。
 というもの。ですが……。
 これだけだとたぶん、詐欺です(笑)

 ネタバレしないようにぼんやりとバラスと、「実に残酷な」お話、という感じでしょうか。
 残虐な描写があるというわけではなく、「状況」が「残酷」で救いがない。

 伏線の張り方や、謎の鏤め方も見事で……何度1巻を読み返したことか(ぉ
 そういう「謎解き」の点でも楽しめます。

 本当の読みどころは、登場人物一人ひとりの心情変化や細やかな心理描写、それぞれが抱える悩み、それの克己、そういった所かも知れません。そういう意味では立派な「青春もの」と言えるのではないかと。


 あと、この漫画をアニメ化しているようで。こちらでは放映されていませんけど。
 こんなヤバイものをよくアニメ化しましたね……(ぇ









00:34:55 | hastur | comments(0) | TrackBacks

July 18, 2007

ブラバン


 所謂「群像劇」が好きです(何
 一人の決まった主人公が話を形作っていくのではなく、多数の登場人物が絡み合って壮大なストーリーを成す、という感じの方が好きですね。
 なので、「水滸伝」はもとより、それを元とした作品群(ゲーム「幻想水滸伝」シリーズ等)もチェックしてますし、そう言えば「バトル・ロワイヤル」も好きでした(笑)

 この「ブラバン」という小説も群像劇です。
 広島の高校の、吹奏楽部のOBが25年ぶりの再結成に向けて動き出す……というお話。
 吹奏楽って大人数でやるんですね(ぇ 数多くの元部員の、当時のエピソードと現況をクロスさせながらストーリーは進んでいきます。
 それぞれ個性豊かな部員が登場し、それほど苦も無く読んでいけました。
 中には際どいものや苦いエピソードもあり、ちょっと読み手を選ぶかも(何

 あと、口語は殆ど広島弁です。何となく親近感が湧いてきます。
 ちょっと古めの(きつめの)広島弁なので、そのギャップの面白いです(笑)









00:20:36 | hastur | comments(0) | TrackBacks

July 06, 2007

ひだまりスケッチ


 これもアニメ化された四コマ漫画ですね。
 本編の1巻、2巻とアンソロジーを読みました。……借りて(ぇ

 高校の美術科に入学した子と、「ひだまり荘」というアパート住人との交流を中心とした……ほのぼのギャグ?
 アニメ化するくらいなので、どこか他に無い魅力的な点があるのだと思いますが、自分には「凡庸」という印象しか(ぉ

 逆にアンソロジーは、各々の作家さんの個性が表れていて面白かったです。
 一番面白かったのは、裏表紙側のカバー側面の四コマ漫画。
 ……本編よりこっちの方が好きだったと言う話です(マテ








00:33:53 | hastur | comments(0) | TrackBacks