December 03, 2004
サンフレッチェの13引き分けを分析
「データで見る2004サンフレッチェ」その4
今期、サンフレッチェはシーズン13引き分けという大記録を達成しました。そこで、その内容を検証してみようと思います。
・追いついてのドロー=5試合
・追いつかれてのドロー=4試合
・スコアレスドロー=4試合
追いつかれて勝ち切れなかったと言う引き分けが多かったイメージがありましたが、そうでもなかったですね。
ただし、追いついてのドローは5試合とも1点差を引き分けに持ち込んだものですが、追いつかれてのドローのうち1試合は二点差リードしていたのに追いつかれたものです。2ndのG大阪戦ですね。
ちょっと切り口を変えてみます。次は今期年間順位と引き分け試合の内容の表です。
順位 | チーム | 勝点 | 追いついた | 追いつかれた | スコアレス |
---|---|---|---|---|---|
1 | 浦和 | 62 | H○ | ||
2 | 横浜FM | 59 | H○ | ||
3 | G大阪 | 51 | H◎ | ||
4 | 市原 | 50 | |||
5 | 磐田 | 48 | |||
6 | 鹿島 | 48 | A○ | ||
7 | 名古屋 | 44 | H○ | ||
8 | F東京 | 41 | A○ | H○ | |
9 | 東京V | 39 | A○ | ||
10 | 新潟 | 37 | H○ | ||
11 | 神戸 | 36 | A○ | ||
13 | 大分 | 30 | H○ | ||
14 | 清水 | 29 | H○ | ||
15 | C大阪 | 26 | |||
16 | 柏 | 25 | A○ |
H:ホーム A:アウェイ ◎:二点差から
この表を見れば分かる通り、上位6チームからは負け試合をドローに持ち込んだという試合がありません。というより、「金星を逃した試合」と言ったほうがいいでしょうか?
中位、下位チーム相手には特徴は見られませんね。
あと、「追いつかれてのドロー」4試合、全てがホームゲームでした。多分、冒頭に言ったイメージが強いのは、これが原因でしょう。
これらを踏まえての来年の課題は……ホームではきっちりと逃げ切れる試合を、というところでしょうか。この辺を頭に入れてホームゲーム観戦してみるのも、面白いかもしれません。
00:02:07 |
hastur |
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