November 27, 2006
貪欲
欲張りだから
欲張りだから、何か手に入ったら別の何かを欲しくなる
欲張りだから、何も失いたくない
でも
全てを手に入れて、何も失わない人生は欲しくない
これも欲張り?
08:33:57 |
hastur |
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November 15, 2006
ブロンドの行方・まとめ(?)
まぁ、結構読み飛ばされてると思いますが(苦笑)
ここまで書いてきた「ブロンドの行方」という散文について。
何となく思いつきで書き始めたショートストーリーです。
思いついたのは「事件」の方なので、そちらを書き連ねるという形になってます。
ですから、人物描写や情景描写は意図的に省かれてます(笑)
後は解決編を書くだけで、当然自分の中には用意された真相があるのですが……ここからリレー小説にしても面白いかなぁ……などと思っています(ぇ
ですので、続きを書いてみたいと言う方は、書いてみてください(笑)
自分はこれ以上書かないし、書いたとしても発表しません(ぉ
書いた方はトラバなりコメントなりしていただければありがたいです。拝見しに行きます。
08:29:20 |
hastur |
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November 03, 2006
ブロンドの行方・5
「どういう意味?」
「これ、ナイロンだし。」
混乱してしばらく呆けていると、カトウは付け足してこう言った。
「人毛では無い。ウィッグかエクステか……そういうものかも。」
「そう。……あ、ありがとう。」
私はまだ少し混乱の残っている頭で、礼をした。
「じゃ、まだ実験あるんで。」
踵を返すカトウ。去り際に唐突に、こんな言葉を残した。
「その頭、似合ってるよ。」
さて。
ちょっと今までの情報を整理してみたくなった。
カエデがかつらの毛を持ってきてカマをかけたのか?
それとも、そもそもヒロキの連れ込んだ女性がかつらをかぶっていたのか?
そして自分はわざわざ髪を染める必要があったのだろうか?
待てよ。
最初からヒロキのいたずらだったってことはないか?
結局金髪の人物はいなかったのかも知れない。
写真だって、いたずらに協力してもらって撮っただけかも。
ふと、美容室での出来事を思い出す。
彼女がブロンドのウィッグをかぶり、写真を撮ったとなると……?
考えれば考えるほど、真相がわからなくなってしまった。
大体そこまで大掛かりなことをする必要がどこにある。
謎は深まるばかりだった。
08:24:57 |
hastur |
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