April 01, 2006

ツンデレ寿司


 昨日は、今話題の「ツンデレ寿司」とやらに行って来ました。


 暖簾をくぐるとこじんまりとしたカウンター席。
 カウンターの向こう側にはいかにもな、ショートカットで気の強そうなお姉さんの板前さんがいたり。

 で、視線を合わせずぶっきらぼうに「何?」とか言われちゃいましたよ。多分、注文を聞いてるらしいです(ぉ

「じゃ、マグロを……」
 と、注文すると……

 なんか、鼻で笑われました(爆)

 ちょっとむっとして
「なんで笑うんですか?」
 と突っかかると
「別に。」
 としか言わず、手際よくマグロを握っていく職人さん。

 そして、その時の彼女の呟きを聞き逃さなかった自分は偉い(何
「最初にマグロねぇ……」

「別に何を頼もうが、こっちの勝手でしょう!」
「ああ聞こえました? 気にしないでください」
 カチンと来て怒気を強めた自分に明らかに作った営業スマイルで棒読みで受け答えし、寿司を出す職人さん。

「ふん……」
 と、出された寿司を口に運ぶ。
 ……美味い。

「その……美味しいですね」
「そうですか。次は?」
 褒めてるのに、相変わらず素っ気無い態度。


 そんなこんなで三カンほど食べ、そろそろ勘定を……という時に。

「これ、良かったら食べて?」
 と頼んでないアナゴが出される。
「あの……頼んでないんですけど?」
「今日はいいアナゴが入って……その、作りすぎて余ったから……お代はいいから……」
 なんかしどろもどろ。
「あ〜サービス? 自分のために? ありがとう」
 と言うと、決定的なセリフが。
「べ、別にあなたのために握ったわけじゃないから。誤解しないで」
 と頬を赤らめる彼女。
 「デレ」突入(ぉ
























 まぁ、全部嘘ですけど(笑)
 全部作り話。
 エイプリルフールということで。
 楽しんでいただけたでしょうか?(ぉ




15:36:06 | hastur | comments(7) | TrackBacks