July 10, 2005

第4回リアクション D1 S−3


 S−3 Misfortunes never come singly.

 リュミエールへ戻ったエミル達を待ち受けていたのは、第二の魔法陣が発見されたという報告であった。
 少なからず危惧されていたことではあるが、事態は悪い方向へ向かっているということを、誰もが感じずにはいられなかった。
 エミル達が出発して暫くの後、リュミエールでは軽い地震が起き、やはり前回と同様、小さな集落で魔法陣が発見されたという情報が入ってきたと、騎士長は説明した。この調査の為の準備に今は時間と人員を割いているらしい。
 その所為もあり、学者達の検討会も中断され、然したる成果も上げることは出来なかったという。加えて、王都からの調査結果も芳しくなかった。やはりエルフの、そしてたった二人の魔法使いにしか理解出来ぬ特殊な術であると言うことであろう。

 今の所一番気になる人物であるヴァンデミは、王都での用事を済ましリュミエールへ戻ってきているという。しかし、所用という理由をつけ、姿を眩ませているらしい。いつものようにエークもそれに付き随っているようだ。
 さすがに現時点では魔法陣調査が先決で、調査隊をヴァンデミ探索に動かす訳にもいかず、歯噛みすることしか出来ないエミルであった。




指針NO.

D01:ヴァンデミ/エークを探す。
D02:ヴァンデミ/エークについて調べる。
D03:第二の魔法陣を調べる。
D04:報告/調査の為、王都へ戻る。
D05:らぶらぶモードに突入する。
D99:その他のことをする。





01:44:49 | hastur | comments(0) | TrackBacks