April 26, 2005

Byakhee号で行く 広島ビッグアーチまでの旅(後編)


 昨日からの続き、地獄の復路編です。

 勝利の余韻に浸りつつライドオン。帰りは行きの道を辿るだけなので、迷うことはないでしょう、と気楽に出発しました。

 再びの己斐峠。しかし、今度は長い下りが続きます。
 エンジンを切っているのに、ぐんぐんスピードが上がります(怖
 そして己斐峠特有のカーブの連続。
 この日初めてハングオンというものを体験しました(ぉ

 そして悲劇は起こります。
 ブレーキの効きが悪い中、猛スピードでカーブを曲がろうとしたその時。

 ガリッガリガリッ! ズサーーーッ

 派手に転倒…_| ̄|○

 猛スピードと言っても30km/hなので、少し滑ってから直ぐに止まりましたが。
 慌てて車体を起こし脇に避難します。

 損害報告。
 ●Byakhee号
  ハンドルが明後日の方向に。
  ナンバープレート変形。
  車体の傷少々。
 ●ハスター
  左膝擦過傷。
  左手指擦過傷(第二指から第五指)。

 事故原因。
 左カーブで車体を傾け過ぎた為、左ペダルが路面と接触。
 そのままバランスを崩してズサーーー

 さほど寒くなかったので、いつもははめているグローブをしてなかったのが、文字通り痛かったです……。今でも左手ではグーが出来ません(泣

 Byakhee号の方ですが、ハンドルはえいやっと手で元に戻しました(ぉ
 動力部にはダメージ無し。運が良かったです。

 運が良かったと言えば、後続車が居なかったのは本当に運が良かったです。
 もし直ぐ後ろに乗用車が来ていたら、今頃こうして笑い話に出来て無かったです(汗


 左手の方は携帯している絆創膏で応急手当を施し、再スタートします。

 そして、悲劇リターンズ。
 ブレーキを思いっきり握っているはずなのにあまりスピードが落ちません。そして、差し掛かったカーブ。前の車がスピードを落とします。
 (このままだと追突するっ)
 完全にテンパッた自分がとった行動は……

 どっかーーーん

 ……壁に正面衝突して止まるというコントのような行動でした(爆)

|ェ)・)。oO(お前は響鬼さんか・ぉ)

 と、自分でツッコミを入れておきます。


 止まったことは止まったのですが、ダメージは思ったよりも大きかったです。
 自分の体には特に何も無かったのですが、Byakhee号はヤヴァイ事態になってました。
 前輪の位置がおかしいです。

前輪が…
 前輪が後ろにずれた状態です。

 またもや、動力部には全くダメージはありません。
 ですが、この状態だと自転車モードでも乗ることすら出来ません。ハンドルを左に切ることが不可能な状態です。

 仕方なく手で押して己斐峠を下ります。
 追い抜いていく車やすれ違う車からの視線が痛いです……(苦笑

 途中で道を教えてくださった理髪店の店長さん、この場を借りて御礼申し上げます。

 さて。
 市内へ向けて歩きながら、修理を申し込むためバイク店や自転車店を訪ねてみたのですが、ほぼ即答で「無理」と断られます。
 なんとか三軒目の自転車屋さんで受けてくれました。

 修理はフロントフォークの交換ですむそうです。
 取りあえず、FK310のフロントフォークは普通の自転車の物と違うので、部品の取り寄せが必要となりそうです。


 今回の教訓。
・ブレーキの効きが悪いのにモペットに乗るのはやめましょう。
・己斐峠はやはり怖かった(ぉ

 当日、己斐峠を通ったドライバー&ライダーの皆さん、(色んな意味で)ゴメンナサイ。

 これで大体道は覚えました。次こそはノーミスで……(←マテ





00:08:24 | hastur | comments(0) | TrackBacks