December 21, 2004

2004サンフレッチェベストイレブン


「データで見る2004サンフレッチェ」その9



 昨日一昨日のデータを基に、2004年シーズンのサンフレッチェ・ベストイレブンを決めてみようと思います。

 まず、攻撃貢献度を点数化します。これはチームシーズン一試合平均得点1.200と、一昨日のデータ、不在時得点90分平均との差を攻撃貢献度とします。
 同じく守備貢献度も、不在時失点90分平均とチームシーズン一試合平均失点1.400との差とします。
 この攻撃貢献度と守備貢献度の合計値を、その選手の「貢献度」とします。

選手試合時間得点攻撃貢献守備貢献貢献度
吉田 恵26209600.455 0.835 1.290
森 和幸2825035-0.171 0.884 0.714
リカルド26231000.508 -0.015 0.492
チアゴ107732-0.154 0.375 0.220
駒野 友一18155810.097 0.097 0.194
小村 徳男25221530.643 -0.472 0.171
サンパイオ1411590-0.143 0.294 0.150
田村 祐基83261-0.051 0.192 0.141
森 浩司2519977-0.336 0.392 0.056
八田 康介31800.026 0.009 0.035
高柳 一誠327000.052 -0.030 0.022
前田 俊介1119910.012 0.003 0.016
田中 俊也616410.064 -0.051 0.013
木村 龍朗4970-0.010 0.018 0.007
高木 和正2700-0.032 0.037 0.005
松浦 宏治25500.009 -0.005 0.004
ベット14121420.170 -0.189 -0.018
佐藤 一樹31070-0.015 -0.012 -0.026
大久保 裕樹1350-0.016 -0.015 -0.031
茂木 弘人833910.018 -0.066 -0.048
盛田 剛平1489410.203 -0.254 -0.050
眷襦〕亮]425410.023 -0.075 -0.053
眞中 靖夫62250-0.036 -0.018 -0.055
吉弘 充志117840-0.162 0.103 -0.059
井川 祐輔64530-0.082 0.002 -0.080
西河 翔吾53630-0.032 -0.091 -0.123
外池 大亮72730-0.061 -0.065 -0.126
大木 勉2111875-0.049 -0.091 -0.141
中山 元気1156900.060 -0.217 -0.158
下田 崇30270001.200 -1.400 -0.200
服部 公太30270021.200 -1.400 -0.200
李 漢宰2617701-0.155 -0.239 -0.394


 貢献度の降順でソートしています。
 赤字は今期途中退団した選手や、来期いない(可能性が高い)選手です。

 服部選手、下田選手は全試合フルタイム出場ですので、不在時のデータがありません。よって、無条件でベストイレブンに加えます(笑)

 この貢献度の上位9人+下田選手、服部選手をベストイレブンとします。

チアゴ
田村森浩
服部駒野
サンパイオ森和
吉田リカルド
小村
下田


 これはあくまでも今期のデータから導き出したベストイレブンですので、来期もこのメンバーだということではありません。

 ついでですので、MVPも発表します(笑)
 上表を見れば分かるとおり、ダントツの貢献度ポイントを誇った吉田恵選手に「虹とキリン」よりMVPを差し上げます。
 これだけの貢献度の数値を叩きだすと言う事は、吉田選手の出場している試合はいい成績を収めているに違いない、と言う事で調べてみました。
 以下は吉田選手が先発フル出場した試合と、その他の試合の成績分析です。

・先発フル出場=17試合・5勝3敗9引き分け・勝ち点24・勝ち点率=1.41
・その他の試合=13試合・1勝8敗4引き分け・勝ち点7 ・勝ち点率=0.54

 ここまでハッキリと分かれるとは思いませんでした。
 吉田選手が先発フル出場した試合の勝ち点率が1.41。今シーズンのチーム全体の勝ち点率が1.03ですから、その貢献度の高さが良く分かります。
 ちなみに勝ち点率1.41というのは、30試合にすると勝ち点42です。これは年間順位8位に相当します。つまり、吉田選手が全試合フル出場していたら、今年のサンフレッチェは年間順位8位に到達していたと言う計算になります。




00:33:59 | hastur | comments(0) | TrackBacks