December 11, 2004
サンフレッチェ、大量得点試合に貢献した選手?
「データで見る2004サンフレッチェ」その5
2004年シーズン、サンフレッチェは3得点をあげた試合が三試合ありました。その三試合について分析してみようと思います。
ちなみに、今年は4点以上取った試合はありませんでした。
三得点の試合は以下の三試合。
・1st第11節 柏戦 3−0 広島ビッグアーチ
・2nd第7節 東京V戦 3−0 広島ビッグアーチ
・2nd第13節 磐田戦 3−2 広島ビッグアーチ
三試合とも、ホームゲームでした。という事は、アウェイでは多くても2点しか取っていないという事です。
次に、この三得点試合に出場していた選手をリストアップしてみました。シーズン通算の出場試合数・出場時間数・得点と、三得点試合の記録をピックアップし、「三得点試合/シーズン通算」を算出しました。
シーズン通算 | 三得点試合 | 三得点試合/シーズン通算 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
選手 | 試合 | 時間 | 得点 | 試合 | 時間 | 得点 | 試合 | 時間 | 得点 |
田中 俊也 | 6 | 164 | 1 | 2 | 96 | 1 | 0.333 | 0.585 | 1.000 |
八田 康介 | 3 | 18 | 0 | 1 | 8 | 0 | 0.333 | 0.444 | 0.000 |
茂木 弘人 | 8 | 339 | 1 | 1 | 74 | 0 | 0.125 | 0.218 | 0.000 |
木村 龍朗 | 4 | 97 | 0 | 1 | 16 | 0 | 0.250 | 0.165 | 0.000 |
盛田 剛平 | 14 | 894 | 1 | 2 | 127 | 0 | 0.143 | 0.142 | 0.000 |
ベット | 14 | 1214 | 2 | 2 | 172 | 0 | 0.143 | 0.142 | 0.000 |
大木 勉 | 21 | 1187 | 5 | 3 | 165 | 1 | 0.143 | 0.139 | 0.200 |
吉田 恵 | 26 | 2096 | 0 | 3 | 270 | 0 | 0.115 | 0.129 | 0.000 |
小村 徳男 | 25 | 2215 | 3 | 3 | 270 | 0 | 0.120 | 0.122 | 0.000 |
駒野 友一 | 18 | 1558 | 1 | 2 | 180 | 0 | 0.111 | 0.116 | 0.000 |
リカルド | 26 | 2310 | 0 | 3 | 261 | 0 | 0.115 | 0.113 | 0.000 |
森 和幸 | 28 | 2503 | 5 | 3 | 270 | 1 | 0.107 | 0.108 | 0.200 |
李 漢宰 | 26 | 1770 | 1 | 3 | 180 | 1 | 0.115 | 0.102 | 1.000 |
下田 崇 | 30 | 2700 | 0 | 3 | 270 | 0 | 0.100 | 0.100 | 0.000 |
服部 公太 | 30 | 2700 | 2 | 3 | 270 | 1 | 0.100 | 0.100 | 0.500 |
森 浩司 | 25 | 1997 | 7 | 2 | 163 | 1 | 0.080 | 0.082 | 0.143 |
サンパイオ | 14 | 1159 | 0 | 1 | 90 | 0 | 0.071 | 0.078 | 0.000 |
チアゴ | 10 | 773 | 2 | 1 | 53 | 1 | 0.100 | 0.069 | 0.500 |
前田 俊介 | 11 | 199 | 1 | 1 | 9 | 1 | 0.091 | 0.045 | 1.000 |
中山 元気 | 11 | 569 | 0 | 1 | 17 | 0 | 0.091 | 0.030 | 0.000 |
吉弘 充志 | 11 | 784 | 0 | 1 | 9 | 0 | 0.091 | 0.011 | 0.000 |
「三得点試合/シーズン通算」の出場時間の降順でソートしています。
三得点試合の得点合計が3×3の9点になっていないのは、柏戦の(伝説の)O・Gがあるからです(笑)
こうして見ると、田中選手の数値が目立ちます。
今シーズンは6試合出場しているのですが、その内2試合が三得点試合。出場時間も、シーズン通算の164分に対し、三得点試合は96分です。しかも、今期唯一のゴールは2ndの東京V戦でのもの。偶然かもしれませんが、「大量得点を引き出す」事の出来る選手と言えるのかもしれません。
しかしその田中選手ですが、得点をあげた東京V戦以降ベンチ入りすらしていません。復帰した森崎浩司選手、駒野選手に押し出されるという形なのですが、もう数試合見てみたかった気がします。
次に八田選手も目に付きますが、これは母数が少な過ぎるので参考にならないかもしれません。
という訳で、色々調べてみましたが、個人的には来シーズンの田中選手に注目してみたいと思います。
09:04:48 |
hastur |
comments(0) |
TrackBacks