虹とキリン

新旧　白い巨塔

　最近、三夜に渡って「白い巨塔」のスペシャル版を放映していますが、先日たまたま「白い巨塔」の再放送を目にしました。と言っても、唐沢さん主演のではなく古い方、故・田宮氏主演の再放送です。

　田宮版は初めて見たのですが、今見ると意外なキャストでそこが面白いですね。つい新旧のキャストを見比べてしまいます。
　見たのは医療裁判の件だったのですが、原告側の奥さん役が田宮版では中村玉緒さんでした。唐沢版のかたせ梨乃さんも心の振幅の大きさをうまく表現していたと思いますが、玉緒さんの方はそれにもまして「迫力」を感じました。

　唐沢版のキャストは、大体オリジナルの田宮版と似通っている人を当てているようですが、中にはキャラクターそのものを一新しているケースもあります。代表例が二人の弁護士でしょう。
　財前教授側の国平弁護士役は、田宮版が小林昭二さん。仮面ライダーのおやっさん役で有名ですね。年配の堅実な弁護士と言う感じです。対して唐沢版の国平弁護士役は及川光博さん。ミッチーです（笑）こちらは若くクールな弁護士というイメージです。
　原告側弁護士、関口弁護士役は田宮版が児玉清さんで唐沢版が上川隆也さん。この関口弁護士の方は、物語の中での扱い方そのものが大きく変わっています。児玉さんの関口弁護士は正義感に溢れ誠実な人物として扱われていますが、上川さんの方は最初「勝てる見込みがない裁判だから」と着手金を受け取りつつやる気のない態度でした。

　この両弁護士のギャップが一番目立っていて、個人的には楽しめました。

めだか　最終回

　終わっちゃいました〜。何か、寂しいですね。

　前半は小山田の就職が中心で、後半は卒業式という感じでした。

　小山田の方は、まためだかのがむしゃらな行動のお陰で菓子メーカーの内定を貰えました。ま、「息子」のお陰でもありますけど（笑）

　卒業式は、全員ちゃんと進路を決めてからだったので、清清しい感じでしたね。明日香が来ていたのは嬉しかったです。集合写真も全員集合で。

　最後の教室のシーン。生徒達一人一人から、めだかへのメッセージ。みんな泣かせる事を言ってくれます。桜木の言った「目黒先生」は重かったです。

　学園物の最終回と言えば、というベタと言えばベタな構成でしたが、それでも泣いたり笑ったり出来る出来だったと思います。これも、「めだか」のキャラクターの成せる業かも知れません。

めだか　第１０回

　これこれ！　こんな構成の話が「めだか」の真骨頂です。
　前半、モヤモヤハラハラで、最後はスカッと。

　今回は桜木君の受験にまつわるお話。
　難問校の建築学科を目指す桜木だが模試の結果は散々。それに加え、工務店を首になったり、母親が入院したり、再就職は決まらなかったり、バイトは首になったり……不幸がどっと押し寄せます。
　もう受験を諦めようとしていたところに、めだかが必死の説得。また、頑張ってみるとやる気を出します。
　そこでまた学校側が、進学率を上げる為志望校を変えるように国見先生に働きかけます。
　めだか達は桜木君の補習授業を敢行。理科担当は生徒の高杉君（笑）
　最初は見てみぬ振りだった国見先生も、校長に啖呵を切って補修に参加します。

　今日一番痛快だったのは、この時の国見先生の校長への一言。
「桜木が、受かれば文句無いんでしょ？」
　かっこいい（笑）

　で、補修の甲斐もあって、次の模試はＢランクへジャンプアップ。
　めでたしめでたし（？）

　次回が最終回となります。……なんか、名残惜しいです。

　そう言えば、桜木君の「お金」の問題はどうなったんでしょう？　うやむやになったような……。

めだか　第９回

　なんだか急にサンフレッチェ関連でアクセス数が増えているけど、マイペースにドラマの感想とか書き込みます（空気嫁）


　今週は修学旅行を軸に、桜木君が工務店を解雇されたり、椎名先生が前の学校に復帰要請されたり、めだかの見えないところで色々事件が起きてます。

　椎名先生は今の学校を辞めることを決意。桜木君は再就職がまだきまらない……。

　そんな中、小山田君と由布子さんのエピソードは微笑ましかった。結局、めだか達の望む結果となってるし。

　定時制にも修学旅行があるのは初めて知りました。土日で近場で一泊旅行ですか。それでも、酒が飲める年齢の生徒が多いから、修学旅行っぽくないですね（笑）
　あと、桜木君のリストラを知ってるのは、今のところ椎名先生だけですが、椎名先生は力を貸してあげるのでしょうか？　これは次週までおあずけ？

　今週、一番のツボだったのは入浴シーン……ではなく、寒空の中取り残されていた矢部先生です（笑）