October 19, 2004

2004 2ndステージ第9節 広島vsG大阪

 時期がずれたけど、一応選評を。

 前半は文句の無い出来でした。大黒選手に強引なシュートは撃たれてましたが、安定した守備でした。そして攻撃も綺麗な形で二点をもぎ取りました。しかし……大木選手のあの二本のシュートのうち、片方でも入っていれば……。また三点目を取れなかったことが後半響きます。新潟戦でも同じ事を書いたような(汗

 後半は吉原選手に2ゴールを決められて同点。その後はガンバに押され気味で推移し、結局ドロー。
 後半、ガンバが攻撃に変化を加えてきたところに十分な対応が出来なかったという感じがしました。前半と比べたら、後半の守備は雑、大雑把という印象を受けました。
 特定選手を挙げて失点の責任を明確にするというのはあまり意味が無いかも知れませんが、あえて書きます(ぉ
 一失点目は駒野選手の対応が軽かったと思います。ガンバが左サイド深い所にボールを送り、二川選手が受けようとした所。ここで駒野選手は足を上げて一発でクリアしようとしたように見えました。しかし、二川選手はかわしてキープ。しっかりコントロールした後センタリングを上げ、逆サイド走り込んで来た吉原選手がボレーで決めました。
 あの場面、駒野選手は二川選手をフリーにさせない守備をするべきだったと思います。所謂「ディレイ」で、リカルド選手の応援を待つ、守備の隊形を整える時間を作ることが大切だったでしょう。もし、二川選手のプレーを遅らせる事が出来たら、吉原選手のマークにいく選手もいたかも知れません。
 二失点目は……オフサイド無かったです?(ぉぃ) あれはフィードのコース・スピード・バウンド、ほぼ完璧だったので防ぎようが無かったかも。防ぐ事が出来たとしたら、下田選手が早めに飛び出してシュートコースを消しに行く、くらいでしょうか。

 あと、気になったプレーを一つ。
 後半終盤、同点で両チームとも決勝点が欲しい時間帯での茂木選手のプレー。サンフレッチェがファールを取られ、ガンバのFKで再開、という場面で、茂木選手がボールに触れてイエローカードをもらいました。
 当然、理由は遅延行為。これ、茂木選手自身、ルールを知っていてやったのでしょうか? もしそうならば、猛省を促します(笑)あの位置、あの場面でプレーを遅らせる事に余り意味が無かったし、勿体無いカードです。こちら側も点を奪いに行く時間が減ってしまう訳で。

 二点リードから追いつかれてのドロー…でも相手はステージ2位のガンバ…。満足度は人それぞれでしょうが、自分は不満度が高いです。
 後半40分辺りから、「遮二無二」「我武者羅に」「死に物狂いで」点を取りに行くぞ! というプレーが見られなかったのが一番の原因ですね。どうしてスマートにいこうとするのでしょう?
 先日の高円宮杯決勝、ジュビロ磐田ユースは「遮二無二」「我武者羅に」「死に物狂いで」点を取りに行きました。GKの八田選手が前線に上がってまで、です。ユースに出来て、なぜプロが出来ないのでしょう?
 あれはユース(高校生)だから? トーナメントだから? 関係ないでしょう。
 例えが悪いかもしれませんが、プロ野球も「高校球児的プレー」を恥ずかしいと思ってるような節がありますね。スクイズを嫌う、内野フライで全力疾走しない……。でも、プロだからこそ勝つ為に全力を尽くすことが大事なのではないでしょうか。

 なんか、熱くなってしまった(笑)
 ハスター的ノルマは残り6戦で4勝。難しくなってきましたが、それでも応援は続けますので。頼みますよ。




20:45:44 | hastur | comments(0) | TrackBacks